パーマ

どんなパーマがある?

美容室でパーマをかける女性

パーマは薬剤や熱を加えるので髪への負担が多いイメージですが、近年では、できるだけダメージを少なくしようと新しい技法も増えています。 パーマはカールやウエーブ、ストレートなど種類も色々で、美容室によっても呼び方が違っていたりしますが、ここでは美容室の基本的なパーマの種類についてご紹介します。

【パーマとは】

ふわっとした感じや無造作な動きをつくるピンパーマ、ゆるめで自然な感じのボディパーマ、動きや流れをつけるロッドによるパーマ、個性あふれるハードパーマなどがあります。

【ストレートパーマ】

自然な感じのストレートやしっかり伸ばすストレートなど、髪質やクセの強弱に合わせて、薬剤・アイロンワークを調節します。 前髪だけ、うしろだけなど、部分的にストレートにすることも可能です。

【クリープパーマ】

通常のパーマでは、濡れている時はよくても乾くとだれてしまう髪質や、太くて硬くパーマがかかりにくい髪質でも、クリープパーマであればカールやウェーブが上手にきまります。 クリープパーマとはデジタルパーマやエアーウェーブと同系の形状記憶パーマなのですが、一番の違いは髪の毛に対する優しさです。 デジタルパーマでは髪に直接巻くロッドが約100度、エアーウェーブでは約60度の熱風で髪にダメージを与えがちでした。 しかし、クリープパーマでは約40度の遠赤外線の空気伝導によるやさしい加温ですので、繰り返しのデザインチェンジでもふんわりとカールやウェーブをつけることができます。

【ホットカール】

ホットカールはデジタルパーマの進化形といえます。形状記憶パーマなので再現性も抜群です。 アルカリベースの薬剤では髪の負担が大きくなりがちですが、中性領域でのカーリング剤を使用することにより保湿感が出やすく、また薬剤の粒子も細かいので毛髪の膨潤が少なく、デジタルパーマよりも低温なので髪を傷めません。カーリング後の残臭、残留アルカリによるダメージも軽減されるのが特徴です。